人体模型の夜

人体模型の夜

☆☆☆
〜BOOK DATA〜
一人の少年が「首屋敷」と呼ばれる薄気味悪い空屋に忍び込み、地下室で
見つけた人体模型。その胸元に耳を押し当てて聞いた、幻妖と畏怖の12の
物語。18回も引っ越して、盗聴を続ける男が、壁越しに聞いた優しい女の
声の正体は(耳飢え)。人面瘡評論家の私に男が怯えながら見せてくれた肉
体の秘密(膝)。眼、鼻、腕、脚、胃、乳房、性器。愛しい身体が恐怖の器
官に変わりはじめる、ホラー・オムニバス。
〜〜
既に読んでいそうで、実は読んでませんでした。普通に面白い短編集。
ホラーは苦手だけれどこの位なら読めるな。