ぬるい眠り (新潮文庫)

ぬるい眠り (新潮文庫)

☆☆☆
〜BOOK DATA〜
半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。
だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨
らんでゆく。雛子は、大学四年の夏、かけがえのない恋を葬った(表題作)
新聞の死亡欄を見て、見知らぬ人の葬式に参列する風変わりな夫妻を描く
佳編、『きらきらひかる』の十年後を綴る好編など全九編。著者の魅力を
凝縮した贅沢なオリジナル短編集。
〜〜
久々の江國さん。短編なんで、まあ中くらいなり、って感じでしょうか。